2022/11/24 00:18



先端のヘラは分かるけどそれ何??


はい!

それな何?なヘッド部分。


その謎をようやく話す時が来たようです。

あと数日で今年もおわりますけん。


この部分、使い道はこういう事です。


ファスナーの上の部分、別にそこまで気にならない方も多いとおもいます!

ですが私は完成後形を整えるのにここも糊剥がししたいんです。ふっくらさせたいんです。


でも普通のヘラでは入りません。

指でやってもいいですが…

ちょっと違います

(細かいことなので割愛)


他にも用途がありますが、それは後日インスタのほうで動画として掲載いたしますので、

良かったらインスタのフォローとチェック宜しくお願いします🤝


はい、、

色々と使い道があるのです。


ほんで造形を拡大してよく見てください!


目とクチバシ、彫刻してまして

イーグルの顔になってるんです😆


🇲🇽メキシコの国旗と言えば真ん中にイーグル(ワシ)


(タカとワシは、イルカとクジラのようにサイズが大きいか小さいかの個体で分けた名前ですので、同一種です。)


アメリカ=イーグルと思われがちですが、まぁそれも間違いでは無いでしょう、でもアメリカ星条旗にイーグル載ってますか😏?


インディアンジュエリーのイーグルモチーフは凄く人気がありますよね、

元々、メキシコ人銀細工職人のファンアネアが旅先で出会ったナバホ族に技術を教えて、インディアンジュエリーというものが始まりました。


メキシコの文化や思想、イーグルモチーフなども一緒に。


メキシコ発祥だったんです!


イーグル

名誉、名声、飛躍、高潔


日本では昔、武家装飾の縁起物として武士に人気のモチーフでもあります。


強く生きる為に日々鍛錬、弱き者は助け、愚かな者や、

ふんぞり返り、地位と年数だけで役に立たない家臣や長老は切り捨てる。

(当然1人で強さに限界はあります。人の繋がりによって強力になっていきますし大事です。弱さもあっていいですが、そんな生ぬるいのは今の時代だから許されますし、ギャップ萌えとして現代では必要ですかね。個人事業として強さがなけば潰されます。)


死を悲しまず、祝福して送り出し

代々先祖を忘れず花と歌でカラフルに彩り毎年迎える生死の価値観

Dia de Muertos


そんな魂と、メキシコ文化。

と、【昔の】日本の文化


通ずる所が多く。


革、陶器、刺繍、ビーズ、編み物、木工、銀細工、ジュエリー、様々な職人文化が息づく。

メキシコと日本


革職人として生活するには綺麗事抜きにして、少なからずとも必要な意味合いを持つ

イーグルという縁起物。


実用性と意味(背景)


私が、実用性だけじゃない!バックボーンも大事だ!

と言う事の理由がこのヘラに詰まってます😁


それ以外の使い方としては、その他の写真を参照されて下さい!


ps.イーグルのように皆さんの作品が飛び立ち、遠くまで飛んでいきますように、

見つけて貰うだけじゃなく、イーグルが空から見回り獲物を捕まえるように

皆さんの作品が、必要とする誰かを自ら探し、未来のお客さんの元へ刺さりますように。

ネイティブの杖に施されるイーグルをヘラに見立て、仕事が転ばぬように支えてくれる。

たかがヘラが、そんな御守りとしての一面でも

工具としても愛される事を願っています。