pt.2天然木ヘラ 【パドック】

SOLD OUT

※受注生産
7～10日以内の発送です。

【天然木ヘラ】

樹種…パドック（本花梨）
産地…アフリカ
重さ…13.5g

長 …約20cm
幅 …約1.7cm
厚 …約7mm

✓天然100％カルナバ蝋コーティング
※ブラジルに自生するヤシの木由来

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カリンの仲間、カリンよりは色鮮やかで赤味が強い。

樹液も赤くアフリカでは染料として、削り粉は化粧品等にも使われています。

ヤスリで削る際は手袋しないと指がオレンジっぽく染まります。
1日、洗ってもとれません。

パドックは経年変化と共に、少しづつ薄らと紫がかるのが特徴。

楽器ではクラシックギター、木琴に使用されてます。

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※【発送について】
ご購入日の翌から数えて3日～7日以内に発送致します。

※【木について】
天然素材です、色は問題ありませんが、木目や模様は都度異なりますので予めご了承下さい。

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レザークラフトを始めて、長いヘラが無くて困ったことありませんか？

完成した時の最後の仕上げとしてヘラ差し込んで形を整えたり、糊剥がしをしたり。

お財布、ポーチ、サコッシュ、奥行きがある作品は沢山あるのに
中々下までヘラが届きにくい！
一般的に売られているレザクラ道具のヘラは
15cmを超える物がないので（もしかしたらあるかも）

短いと力も入らないし、持ちにくい。
テコの原理が生かせない。

色々と私も困った時がありました。

ごく稀に外国のツールで長さがあっても18cm、しかし今度はヘラの厚みが分厚過ぎたり…

先端切りっぱなしのような形状だったり…

う〜ーん！惜しい！！と思うのもありました。

そして工具類は持ち手の木に拘った物も多いですが、ヘラとなるとこれまた、木で出来たものが少ない…

ヘリ落としや稔引きなどの持ち手は単純な形状でテーブルソー、ベルトサンダー、木工旋盤があれば加工は比較的楽に量産可能で
大抵の工具のハンドルに使われる木は硬くても
ヘラのように部材が薄板じゃありませんので機械を使っての加工ができます。

ヘラはどうでしょうか？

ただ真っ直ぐで先端が尖っただけのヘラであればテーブルソーさえあれば比較的簡単に量産は可能でしょう。

しかし実用性を求めると工具の中ではヘラは薄く機械で加工しようとすると銘木の硬さが仇となって簡単に裂けてしまうんです。

曲線や先端の尖り具合、スリッカーとしても使えるように平面出し、先端の逆側はかぎ針形状でファスナータイプの財布等の先端が届かない部分まで型だしができる。

私が今回作成するヘラは、銘木にその実用性であるべき全てを含んだ欲張り仕様です！

ついでに親指、人差し指を起きやすい緩やかなS字型。

に、加えてヘッドはイーグルモチーフにしてデザイン性も持たせてみました。
囁かな遊び心です！

ネイティブ・アメリカンやインディアンジュエリーといえばイーグル、アメリカ、
というイメージでしょう？
実はメキシコ銀細工職人のファンアネアが旅先のナバホ族にその技術を教えてインディアンジュエリーが始まり、イーグルモチーフも定番化しました。

このイーグルは国旗の真ん中にもあるようにメキシコの象徴です。
銀細工と同様にメキシコの文化や思想がネイティブ・アメリカンに影響をもたらしています。

私自身使う
ツールは極力木にも拘りたい！

木材は希少性だけでなく、硬くて彫刻に向いてないと言われる木ばかりを揃えました。

木目も美しく、楽器、杖、家具、道具なんかに昔から使われてるほどの嗜好性と強度があります。
そういう木は乾燥すればする程強度の上がる特性があったり、油分も多く含んだ木は粘り気もあって簡単には折れません。

故意にハンマーなど道具使ってへし折るか、
激しい物作りでの疲労か、
元々亀裂のある木か、
レザクラの用途目的外での負荷を掛けすぎた使用か、

レザクラでヘラをそんな使い方は流石にしないと思います、でなければ中々折れません。
絶対とは言いませんがそれ程強い木なんです。

木工屋ではありませんので量産する程の特殊な機械はもってません。
カービングナイフで1本1本削り、全てヤスリの
番手を上げながらの手磨き。
物凄く硬い木種なのでボチボチ仕上げていきます。

✓段漉きの立体造形、ウエットフォーミングにも使えるようにシャープに、左右で若干アールの形状を変えてますので都度適した方をお使い下さい。

✓グリップは握りやすく、流線型。

✓ヘラの逆側はイーグルヘッド、見た目だけじゃなく、かぎ針になった部分でお財布のファスナー両端まで差し込むことができます。

✓全て銘木、希少木なので安定供給はできません。

✓革に傷がつかないよう丁寧にヤスリがけして滑らかに、肌が直接触れてその手で革を触っても大丈夫なように
希少なブラジルのヤシからしか採れない純度100%カルナバ蝋を数回染み込ませて仕上げています。

✓摩擦熱が発生しても大丈夫なようにニスや溶剤は使ってませんので、コバを磨いてもOK！
カルナバは蝋（ロウ）なので1番最後にコバを整えるとロウが摩擦熱で革に移り艶が出ます。
スリッカーとしても抜群です。


革製品作成の合間に
1本1本、手作業で削り、磨き、ワックス仕上げまでしてますので
再販は不定期！

木の価格も上がっていて今回限りの木もあります。
案外無くてはならない道具【ヘラ】拘りたい方いかがでしょうか。


～店主より～
調達、加工、梱包、発送、全て1人です、
ご購入後3～7日ほどお待ち下さいませ。

万が一使用中に多少の欠けや、ささくれは削り直し可能です。
使っていく毎に表面の蝋はどんどん薄くなっていき、部分的に艶が引け白っぽく見えます。

上記の場合
往復送料をご負担頂けますと、削り直し、再蝋入れのメンテナンス無料です。
お気軽にDMで御相談下さい！
※欠けたではなく折れた、に関しては修復不能です。



https://instagram.com/alto.pontem_leather